こんな看護師転職サイトは使わない方がいい！
サイト規模の大小や扱う求人の種類が違ったりしますが、全ての看護師転職サイトを合わせると、そのサービスの種類はおそらく何十と存在するでしょう。それほど看護師の求人というのは需要が高いのです。
しかし一方で、残念ながらすべての看護師転職サイトがあなたにピッタリの求人を提案してくるわけではありません。中には評判の良くない病院の求人を平気で進めてくるエージェントもいますから、利用する看護師転職サイトの選び方というのは非常に重要なのです。
ここでは転職した看護師の話や私の経験をもとに「この看護師転職サイトは使わない方がいい！」というNGポイントを紹介していきます。
はじめての転職であれば、何を基準に転職を決めたらよいのかわかりませんので、エージェントの話を鵜呑みにしてしまいがちです。納得のいく転職をする方法は、スタートの時点で本当に親身になって考えてくれる看護師転職サイトを選ぶことがポイントです。
こんな看護師転職サイトはNG！-サイト編-
求人情報やコンテンツの更新頻度が少ない。
まず、求人情報の更新が少ないと、求人登録数が少ないというマイナス面があります。求人登録数が少ないと、あなたにマッチする求人が見つかる可能性も物理的に低くなってしまいます。しかし、求人登録数の数というのはサイトを閲覧すれば一目でわかるところなので、実はそれほど注意する必要はありません。
一番注意したいのは、まさに“更新頻度が少ないこと”です。なぜならそれは「採用側との情報共有が不十分である可能性が高い」からです。看護師転職サイトのエージェントや営業マンは、新しい求人案件がないかどうかを定期的に採用側に連絡をとり確認しています。求人情報の更新頻度が少ないということは、採用側との連絡が十分にできていない場合があり、職場の雰囲気や退職状況などの情報も吸い上げられていない可能性があります。それらの情報は納得した転職をする方法には不可欠になりますので、求人情報の更新頻度は実は非常に重要なチェックポイントです。
また、求人情報だけでなく、コンテンツ情報の更新頻度が少ない看護師転職サイトは、単純に運営側の人手が足りてない場合があります。その場合も、満足のいくサービス提供を期待するのは難しいことがありますので、基本的には利用は避けた方が無難です。
転職求人情報の情報量が乏しい。
前項の「更新頻度が少ない」と共通する部分がありますが、求人自体の登録があっても、勤務条件等の情報量が不十分である場合は、採用側との情報共有がうまくできていない可能性があります。そのような職場に転職してしまうと、あとで「こんなはずじゃなかった」「そんな話は聞いていない」といったことになり、結果として短期間で辞めてしまう看護師も多いのです。
またこの場合は、エージェント陣が看護師の仕事をよく理解していない、という可能性もあります。看護師は勤務時間や必要技術・知識が他の職業とは異なる特殊な仕事ですが、エージェントがそれについてよく理解していないため、採用側から必要な情報をヒアリングできていないのです。この場合も同様に、転職のミスマッチが起こりやすくなります。
はじめての転職の場合、求人案件にどんな情報があればよいかがわからないこともあるでしょう。その場合は、複数の看護師転職サイトの求人情報項目を比べてみる事をおすすめします。特に、ある程度の規模の病院であれば、1つの求人枠を複数の看護師転職サイトで応募をしています。同じ求人の情報をサイト間で比較してみる事で、どのサイトが充実していてどのサイトが不十分かがわかりやすくなります。
広告の占める比率が大きい。
この場合の広告とは、看護師転職サイト側がサイトスペースを他企業に有料提供して、広告料をもらうための枠をいいます。転職サイトのクライアントは全業界全業種にわたります。そのため、公平性を維持するために大手総合転職サイトは基本的に広告枠を設けていません。それでも十分な収益を本業（転職コンサルタント）から得ているからです。
その中でサイト内に広告枠を大きく設けている看護師転職サイトは、本業で十分な収益をあげられていない可能性があります。そしてつまりそれは、納得できる転職をプロデュースできていないということです。
看護師転職サイトの場合は全企業がクライアントというわけではないので、地域特化型サービスの場合は多少、地元企業・団体の広告が入っていることもあるかもしれません。しかし、本業でしっかりとした結果を出せていれば、基本的には広告掲載の必要はありません。あまりにも必要以上に広告掲載があるサイトは利用しない方がよいでしょう。
